皆さんこんにちはルリアゲハです。aがつくだけでニュアンスが大きく変わるfew。英文を読んでいるときに、
と悩んだことはありませんか。
この二つの違いが分かると、リーディングやリスニングで話し手や書き手の意図が分かったりします。それができると話の展開を予測したり、相手は何を伝えたいかが分かりやすくなるというメリットがあります。
この記事を読むと
- fewとa fewの違い
- littleとfewの使い分け
を感覚的に理解できるようになります。
詳しいプロフィール
【プロフィール】自分を変える勇気を情報発信で高校生に与える高校生ブロガー
a fewはポジティブ fewはネガティブ
a fewは「少しはある」で、fewは「ほとんどない」という意味になります。
まずa fewとfewの共通点を確認しましょう。どちらも具体的な数ではなく、目の前に何かがいくつかあるという状況を表しています。その状況を
肯定的に表すーa few
否定的に表すーfew
と話し手や書き手の主観によって使い分けます。なので客観的にみるとどちらも同じといえます。
例文を挙げると
A: There are a few apples.(少しだけリンゴがある)
B: There are few apples.(ほとんどリンゴがない)
という感じです。どっちも見た感じ一緒ですよね。
fewとlittleの使い分け方
では似たような意味を持つfewとlittleはどう使い分けるのでしょうか。fewは数えられるものに、littleは数えられないものに使います。
数えられるもの(可算名詞)の例には
apple(リンゴ) pen(ペン) coin(硬貨) friend(友達) key(鍵) bag (かばん)
などがあります。数えられないもの(不可算名詞)には
water(水) milk(牛乳) salt(塩) furniture(家具) music(音楽) advice (助言) happiness(幸福)
などがありますよ。
littleもfewとa fewと同じで、littleだと少しだけある、a littleはほとんどないという意味になります。
例文
I have few CDs.(私は数枚のCDを持っています)
He has a few friends.(彼はほとんど友達がいません)
We have little time.(私たちには少し時間があります)
She spent a little money.(彼女はほとんどお金を使いませんでした)
ちなみにfewとa fewの英文を作るときは、絶対に名詞を複数形にするように気を付けましょう。
まとめ
今回の記事ではfewとa fewの違いとlittleとfewの使い分けについて解説しました。
今回見てみたように、英語の言い回しは一語違うだけで大きく変わってきます。今回紹介したfewとa few以外にも似たようにものはたくさんありますよ。
例えばin time on timeですね。
これらのニュアンスの違いを押さえて、リスニングやリーディングに役立ててみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。